宵摘草
つらつらと、心のおもむくままに
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無題
ふとした時に、初めて会った時の事を思い出す。
それは、いつも甘くて、
それから思い返す日々。
今日までの道のりが、いくつもの思い出と重なってゆく。
ゆっくりと歩いたあの帰り道や、もどかしい程言い出せなかった
言葉達も、今、こうして並んでそばにいるあなたの、
すべては、あなたのためにだけ。
これから先の長い人生も、どんな風が吹いてもきっとそばで。
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無題
ぐらぐらと、煮え立つ釜の中へ。
どんよりと暗いこの気持ちごと、この身も捧げてみせようか。
誰かに話して、誰かに聞かれて、それでどうにかなるくらいのもの
いつか、できあがったスープのように、
煮えたぎった気持ちを、カップに注いで
飲み干す姿が見たいのに。
無題
言葉は 翼を持つが
思うところには 飛んでいかない
誰かが導くのなら、いつか 辿り着けるものだろうか
さかなのことば
予期せぬところでつまづいて、傷つけて、それに気付けない。
海の底から見上げても、太陽はまぶしすぎる
大切だと思っているけど、言葉が足りない。
いちばん近くで、ずっと見てても
誰かのために 涙しても
この水底から 泳いでいっても、たどり着けるのか分からない
風よりも、流れよりも、どんな小さな石ころよりも
気持ちは揺らがないと思っていても
それを 伝える すべがない。
やみにひそめ
僕の内面からしみ出してくる 密やかに
その暗黒面の その陰鬱な
出会うまでは孤独だったと、血が叫ぶ
残酷だ。とても とても 残酷だと。
叫んでも 叫んでも 届かない闇から
昨日も明日もさほど変わらない。
何も、何も 変わらないのだ。 そうして、闇と手を繋ぐ。
HN:
樹 ゆう
性別:
非公開
職業:
会社員
趣味:
映画鑑賞、イラスト描き、寺社めぐり