宵摘草
つらつらと、心のおもむくままに
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スターダスト・レビュー
中学の頃に偶然聴いた曲「Stay my blue~君が恋しくて」に、心臓わしづかみにされたような気分になって、それから後に彼らのアルバムに出会います。
あの頃はまだカセットテープが主流で、友達にテープのダビングを頼んで済ませていたりしたのに、このスタレビュに限っては誰も持って無くて。そんなにメジャーでは無かったのに、ファンは確実に増やしているようで、今もまだ音楽活動を続けています。
高校生になって、自分で彼らのアルバムを集め始め、ようやくCDで揃えることができました~。最近のアルバムも相変わらず新作出たら購入しますが、やはり高校くらいの時に発表された作品のほうが好きだったりします。胸をせつなくさせる、キュンとくるようなメロディラインと詞は、ボーカルの根本さんの独特の歌声によく合っていて、ズドン!と私の胸の真ん中に入ってきます。剛速球って感じです。
少し前に、JRのCMではなかったでしょうか?あれ?違った?佐藤ちくぜんさん(すみません・・・下の名前の漢字をド忘れてしまいました)がカバーして「木蘭の涙」が流れてきた時は、しばし聴き入ってしまった。「あいたくて~、あーいたくて~、この胸のささやきが~、あなたを探している~、あなたをー呼んでいる~」とかいう歌詞の。
亡くなった恋人を想う歌詞といいますか。根本さんの艶のある声が、切なさをいっそう際だたせてます。
この「木蘭の涙」はけっこう後で出てきた名曲なのですが、彼らの過去の曲にも名曲は潜んでいますよ。
「夢伝説」
他にも色んなオススメ曲があるのですが・・・バラード系が好きなかたには「LOVE SONGS」のI、Ⅱを。彼らのラブバラードがこれでもか!!と入ってます。スローテンポばかりじゃなくて、ちょっとミディアムな曲とかも収録されてますので、飽きはこないと思うのですよ♪是非聴いてみてください!
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臨場
異名は「終身検死官」という男、倉石。誰もが自殺や病死と疑わない案件を「殺人」と見破り、殺人の見立てを「事件性なし」とくつがえす・・・。組織に与せず、己の道を貫く異例の男です。
ちなみに「臨場」とは事件現場に臨み、初動捜査に当たることを指す言葉だそうです。
これはその倉石が活躍するいくつかの短編をまとめた本です。8編納められていて、それぞれに主人公というか語り口となる人物は違うのですが、どの作品にも倉石が「臨場」に出て事件の解決となっていきます。
不倫の果てに別れた愛人が殺害されてしまって渡した名刺をまだ愛人が持っていたらどうしようかと焦る捜査官の話「赤い名刺」、特ダネをスクープするために警察の班長宅を張り込む夜討ち、朝駆けをしている記者の張り込み最中に起こった密室殺人「眼前の密室」、男のマンションで一回り年の離れた女が男を道連れに無理心中する話「鉢植えの女」、まもなく定年を迎える刑事部長の元に毎年届いていた差出人不明のハガキがふと途絶えた時、刑事部長の頭に倉石の名が浮かぶ。倉石によって結びつけられたハガキの差出人との縁とは・・・「餞」、検事局に入局した一人の女性が変死。先輩検事二人はお互いに女性への恋心を抱いていたことから疑心暗鬼に陥る。そんな二人に倉石が出した結論は「自殺」。彼女に何が起こったのかを過去から探る「声」、強盗殺人の自白をした男がシロだと判断した倉石に会って話しを聞こうと夜の繁華街を歩きわたる刑事一課長、佐倉が知った血液型に関する新事実「真夜中の調書」、何ヶ月かだけ警察関係者だった女性が死亡した。自殺と思われるが何かを調べたかった倉石は「他殺」と指示を出す。しかし、捜査員は自殺であるのを疑わず、それでも尚「彼が何を納得したいのか」を察知して黙々と捜査する。「黒星」、十七年毎に札付きの悪人が殺害される話「十七年蝉」
個人的に胸がわあーっと熱くなって感動したのは「餞」でした。
倉石という男に惚れました!!倉石の活躍する作品、もっともっと読みたいし、長編でも読んでみたいです!!
「臨場」 横山秀夫
光文社文庫
二次会およばれしました
昨日、友達の結婚式でした。二次会によんでいただけたので、ずうずうしくも参加してまいりました。正直、私よりも8つも年下の友達の二次会なので、「あの人誰?」状態だろうとは思ったのですが・・・。童顔をいいことに、こっそり、ひっそり参加してきました。パスタ屋さんだったのですが、料理も美味しくて、お洒落なお店だったのですが、普通に食事しに行くなら一人前があの皿だとすると・・・足りないかも(笑)
新郎側の友人が大学の友人で、新婦側が高校の同級生が多かったそうですが、明らかに私ら(ら?)その他は「誰!?」と思われてたかも。そんな私、ビンゴゲームで商品まで頂いてしまって・・・。どうよ。
新婦可愛かったです!エステとかもしてもらってて、それにネイルアートも込みだったとかで、両手の指が繊細~~~なアートに仕上がってました。そんな新婦、もぐもぐとよく食べてました・・・。
二次会は9時半にお開きだったのですが、3次会カラオケ!!とか盛り上がってましたね・・・。私もいけるものなら行きたかったわ・・・。
こんな私でも行っても良いですか?とか心配だったんですが、行って楽しかったです。可愛い新婦と、明らかに酔ってた新郎と見ることができたので、満足です!
ちなみにビンゴの商品は「チロルチョコ100個」でした(笑)
代償と記憶
とても、優しい人でした。
いつも、一番に愛してくれた。自分を犠牲にしてでも。
他のどんな人にも優しくて、でも、その中でも一番の愛情を惜しみなく
その包むような暖かさが、あの頃のわたしには痛くて
怖くて、切なくて、そこからするりと逃げてしまった。
それでも何一つ責める事無く、変わらずに愛してくれた。
それから何年たったんだろう。
違う道を歩き始めた頃に、二度と逢えない人になってしまった。
もう二度と声を掛け合うことも、笑いあうことも、喧嘩することさえ
どうしようもないくらいの喪失感があって、
もっと優しくしておけば良かったと、
もっと受け止めておけば良かったと、
突然の知らせとともに、この手に残ったのは、
たった一つの時計だけでした。
君が、確かに居たという証です。
あれから、私の腕に、君の生きた証が残っています。
Gガール
家族が借りてきました。
宇宙からの隕石のパワーをうけた女性がスーパーガールになって悪に立ち向かう・・・ような?
B級作品らしくて、悪漢を倒すためにパワーを使うというのはほとんど無くて、どっちかというとドタバタラブコメでした。
それもお色気度数が高め。子供注意です。
主人公はタイトルの割にはお人好しそうなマットという男の人で、その彼女がGガールだったという感じ。しかし、このGガールが人よりちょいと変わった面があってマット風に言えば「ちょっとイカレてる」ので、もう別れたい・・・でも別れを切り出したらキレまくって怖い、とかそういうものでした。
面白くないということは全然なくて、むしろ他の脇役キャラも独特の味があって笑えます。うっふん、あっはんコメディ好きな人にはお勧めかもしれない。(なんつー説明・・・)
HN:
樹 ゆう
性別:
非公開
職業:
会社員
趣味:
映画鑑賞、イラスト描き、寺社めぐり